平成27年7月8日、東京展を皮切りに第67回毎日書道展が開催されました。
私は、東京展・関西展の顕彰式に出席させて頂きましたが、例年通り両展共に連日の猛暑の中での開催です。
外は、真夏の「暑さ」、会場内は、入賞・入選の方々の喜びによる「熱さ」が溢れていました。
私は、この度、秀作賞を頂戴し、 入賞と共に来年度より毎日書道展会員昇格という二重の喜びとなり、大変光栄に思います。
ご指導頂いた先生は勿論の事、支えて下さった皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました。
講演での楽吉左衛門様のお話に「書道により日本の文化のより深いところを極めて下さい」とのお言葉に感銘しました。
これからも書道の素晴らしさを伝えられるよう努力していきたいと思います。
佳作賞:村上 珪華
黒と白…モノクロの世界を限りなく追求する書道。至ってシンプルだがとても奥の深い【道】である。
《書》には錬磨された技が用いられ、書いた人の瞬間の心が現れる。観る側はいろんな解釈をして楽しむものであろう。
真っ白の紙の上を、どんなスピードで筆を走らせ、どんな墨を使うかで作品のイメージは大きく変わる。
私にしか書けない、私だけの世界感を表現出来るようになりたい。
急に上達したり、急に感性が磨かれたりするわけではない、この遥かな【道】。
この受賞を機に、師匠の技を受け継ぎ、より一層 日々精進して行きたい。
ありがとうございました。
U23 奨励賞:一色 彩光