平成27年1月17日(土)~19日(月)、大阪産業創造館にて〈書〉有鄰展を開催させて頂きました。
会期中大勢の方にご来場頂き、大変嬉しく思います。ありがとうございました。
今から約2年前〈書〉有鄰展に向けてスタートを切りました。
初めて自分達で作り上げる展覧会、約2年の準備期間の中、いろんな出来事がありました。
何から進めれば良いのか悩んだり、不安になった事、大作挑戦に戸惑いながらも皆で集まりワイワイ、ガヤガヤ…、作品制作に取り組んだ事、各教室の皆が集まり合同で勉強会をした事、子ども達と一緒になって作った石ころ制作。
大変な事もたくさんありましたが、いつも笑いながら楽しみながら仲間と一緒に乗り越える事が出来たと思います。
ただひとつ悲しかった事…。私達の仲間である松田彩ちゃんとのお別れ。一緒に有鄰展を目指した矢先の事でした。
大きな病と闘いながらどんな時も弱音を吐かずいつも前向きで…、そんな彩ちゃんの姿に私達も勇気付けられたように思います。
しかし願いも叶うことなく、一緒に有鄰展を向かえることが出来ませんでした。その事がとても残念でなりません。
今回の展覧会のサブタイトルにもなった、~彩に捧ぐ~。
皆で心を込めて書き上げた般若心経が会場に立派な作品となって展示出来た時はとても感激しました。
こうしていろんな想いの詰まった彩り溢れる作品をお披露目することが出来たのも、西森先生はじめ有鄰会を暖かく見守って下さった座本先生、力を貸して下さいました業者の皆様、有鄰会の仲間、彩ちゃん、そして有鄰展にご協力して頂いた全ての方々のお陰だと思っています。
無事に有鄰展を終えた今、感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。
頼もしい先生や心強い有鄰会の仲間が居てくれた事、いつも応援してくれる家族や友人が居てくれた事…。
幸せを実感する心に残る大満足の展覧会となりました。
みなさん、ありがとうございました!!
〈書〉有鄰展実行委員 西川窕月