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近況コラム

Vol.23 お世話になった園舎に「ありがとう!」

園舎に掲げられたお別れの作品

アカシヤ保育園 5歳児担任 上田 美樹先生より

アカシヤ保育園では永年に亘り、西森先生のご指導の下4歳児クラスでは硬筆、5歳児クラスでは毛筆に取り組んでいます。子ども達は鉛筆の持ち方から学び、文字を書く難しさや楽しさを感じながら集中力を高める日々です。

今年度、36年に亘り子ども達の成長を見守り続けてきた園舎が耐震工事により7月に取り壊し、新しい園舎に生まれ変わることに決まりました。この事を子ども達に話してみると「かわいそう」「さみしいなぁ」「涙がでそうや」としんみりした表情になり、子ども達なりに感じるところがあるようでした。

そこで、みんなが赤ちゃんのときから毎日過ごしてきた園舎、大きく育ててくれたこの園舎に「ありがとう」の気持ちを込めて1.2m×5mもの大きな布に思いを書いて、垂れ幕として園舎にリボンをつけてあげよう、ということで今回の取り組みをすることになりました。

「アカシヤ保育園ありがとう、また帰って来るね」という文も子ども達と一緒に考え、この思いに触れながら、一人一文字、何度も練習を重ねました。

一人一人の文字が繋がって、一つの文になること、みんなの心が一つになって完成させることができることなどを伝え、「ありがとう」の思いを胸に大きな筆をバトンとして繋ぎ、みんなで「エイエイオー!」と気合いを入れて取り組みました。紙とは違い、布には思うように筆が滑らず、悪戦苦闘しながらの作業でしたが、最後の一人が書き終えると完成した作品に「うわー、すごーい!」の声と共に、自然と子ども達の中から拍手が起こりました。自分達の作品を誇らしげに眺めていた子ども達でした。

園舎の取り壊しは淋しいことではありますが、このことを通していろんな思いを感じることができたり、またこのような貴重な体験が子ども達にとって財産となり、これから成長していく心の糧になることを願います。

発案から計画、実行まで沢山のお力を貸して頂き、丁寧にご指導下さった西森先生には感謝の思いでいっぱいです。ありがとうございました。

「アカシヤ保育園ありがとう また帰って来るね」子ども達や保育園に携わったみんなの思い出が“お別れフェスティバル”で垂れ幕として飾られる日を、少し淋しくもありますが楽しみにしています。

園舎には今日も賑やかに子ども達の声が響きます。

お別れ垂れの幕創作風景

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